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設計品質を向上させるSDI Japanは米国Statistic Design Institute LLC.の日本法人です。

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新着情報・FAQNEWS&FAQ

製品関連の新着情報

2023年9月
SDI Tools v4.13.2のリリースを開始しました。
2022年8月
SDI Tools v4.13.1のリリースを開始しました。
2021年4月
SDI Tools の販売価格と保守料金を値下げしました。
2020年12月
SDI Tools v4.12.0のリリースを開始しました。
2018年12月
SDI Tools v4.11.2のリリースを開始しました。
2017年12月
SDI Tools v4.11.0のリリースを開始しました。
2015年4月
SDI Tools v4.9.2のリリースを開始しました。
2014年9月
SDI Tools v4.8.0のリリースを開始しました。
2013年5月
設計品質研究に役立つユーティリティ・ソフトをサービス/製品一覧・価格ページから無償配布を開始しました。
2013年5月
SDI Tools v4.6.9のリリースを開始しました。
2012年10月
SDI Tools v4のリリースを開始しました。

サポート情報(FAQ)

設計品質ツール導入に関する質問

Q.設計品質ツールの種類としては、どのようなものがありますか?

A.いわゆる設計品質ツールと言われるものは、目的によって大きく2つに分類されます。設計プロセスで生み出される要件の品質を管理するものと、技術要件の許容値などの妥当性を解析評価するものです。一般的に、要件の品質を管理するために使用される代表的なツールとしては、類似性分析、Kano分析、階層分析、形態素解析、品質機能展開、TRIZPughマトリックス、TOPSISマトリックス、故障の木解析、故障モード影響解析などがあります。一方で、公差などの技術要件の許容値などの妥当性を解析評価するものには、実験計画法、タグチメソッド、MT法、公差解析、公差設計、最適化処理、モンテカルロ解析などがあります。前者は顧客の要件を重視したエンジニアリングとその管理プロセスによって設計品質をコントロールするものであり、顧客の声をもとに、様々な製品やプロセスの適切な構成、機能および費用/価格の面で実現可能な技術的仕様を作成することを目的としています。後者は、解析モデルを用いた統計的解析処理を行うことにより、要件の分析や公差の適正化を図って、設計のロバストネス(堅牢性)を確保することを助けてくれるものです。SDI Toolsは、上記の2つの目的をカバーするための必要最小限のツールセットになっています。これから設計品質ツールの適用を開始しようとする人には最適な構成です。

Q.設計品質ツールは、どこから始めれば最も効果的ですか?

A.設計品質ツールとは、もともと開発設計のプロセス別に開発されたツールの総称です。そのため、本来的にどこからでも使うことができるものです。QFDから始めたければ、QFDから。FMEAから始めたければ、FMEAから単独に始めることができます。しかし、設計品質ツールの効果的な導入を考えるならば、できるだけ設計上流の構想段階から、自部門が担当する設計プロセスに沿って適用することが良いでしょう。

Q.設計品質ツールを導入することで、初めにどのような効果が期待できるのでしょうか?

A.設計品質ツールを使うことによって、開発設計プロセスの標準化ができます。共通ツールを導入することで、共通言語となり、設計プロセスが可視化されます。皆の使うツールが同じであれば、設計要件や設計データの流用も簡単です。可視化により、様々な効果がもたらされます。管理者の側からも提案された設計要件を候補ごとに簡単に比較ができるという利点が生まれます。例えば、QFDのフォーマットが個人や組織間で相違していた場合は、管理者は設計候補の比較をすることは困難です。しかし、同一のフォーマットであれば、多数行あっても比較が非常に容易になります。時間経過とともに、設計品質ツールをより多面的に活用できるようになると、魅力的品質を見つける方法、顧客要件を開発要件に落とし込む方法、アイデアの生み出し方、見つけ方、プロジェクトで合意を取る方法、想定外の故障をなくす設計を行う方法、設計をロバストにする方法、公差設計の方法、許容値の決め方、量産時の不良率を予測する方法、製品性能の予測方法、品質とコストのトレードオフ設計の方法などを、製品開発者が実際の製品開発プロセスに的確に適用できるようになります。

Q.設計品質ツールは誰が使うためのツールなのですか?

A.設計品質ツールは、製品の開発に関わる人々すべてが使うツールです。製品開発に関わる業務をより効率的に遂行できるように工夫されています。商品企画を行う人、研究開発を行う人、構想設計を行う人、詳細設計を行う人、品質評価を行う人、試作を行う人、部品調達を行う人、サービスを担当する人など、職種は様々でも製品開発プロセスにおける共通のツールとして使うことができます。特に、製品開発プロジェクトが存在する場合は、プロジェクト内の共通のツールとして使うと非常に有効です。

Q.理論や手法に関して、どのような機関で研究されているのでしょうか?

A.日本における代表的な研究機関になります。
 a. QCツールやQC検定については、
  日本品質管理学会:http://www.jsqc.org/
 b. TRIZについては、
  NPO法人 日本TRIZ協会:http://www.triz-japan.org/
  c. 確率、統計については、
  統計数理研究所:http://www.ism.ac.jp/
 d. ものづくり全般(品質マネジメントを含む)については、

  東京大学 COE ものづくり経営研究センター:http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/index.html
 e. QFDについては、
  QFD塾:http://www.qfda.jp/   

SDI Tools導入に関する質問

Q.SDI Toolsは主としてどのような会社でどのような目的で使われているのでしょうか?

A.設計品質ツールは、産業の分野を問いません。世界中の航空宇宙、自動車、医薬品、電機電子、石油化学、鉱業などの幅広い分野の多くの人々によって、長年使われてきました。米国SDI社は2000年から設計品質ツールを専門に開発を行ってきた会社です。米国SDI社のSDI Toolsのユーザ様には以下が存在します。

Q.SDI Toolsを導入した場合、どのように効果を算定すればよいのでしょうか?ROIなどは計算できるのでしょうか?

A.導入効果が期待できる項目は以下が考えられます。
・品質機能展開により設計開発要件を顧客要件に直接に結びつけることができます。その結果、過剰な品質要件を排除できます。設計者のムダな仕事の数%を削減することが期待できます。
・量産時の不良率を予測しながら開発を進めることができます。その結果、個々の部品に対して無理のない公差設定ができます。結果として、不良率は減少し、試作回数も削減できます。品質管理工数も減らすことが可能となります。
以上の初期効果を考慮してROIを試算した例です。3年償却でROI300%を越えることが望ましいと言われています。

Q.効果を実際にカウントした事例を教えてもらえないでしょうか?

A.電源パワーサプライ装置の他社での事例が報告されています。

Q.SDI Toolsのライセンスは複数の人で利用できるのでしょうか?

A.フローティング・ライセンス方式となっていますので、PCを特定しません。
ライセンスサーバーは、最大起動数のみを制限します。

Q.このツールは、開発設計と量産設計のどちらに適用できますか?

A.SDI Toolsは開発設計と量産設計のどちらにも適用ができるものです。特に、設計品質のプロセス管理を目的としたTriptychモジュールは製品開発において魅力的品質を作り上げることに役立ちます。一方で、公差設計や解析を目的としたApogeeモジュールは、量産時の不良率をコントロールすることに役立ちます。

SDI Toolsに関する技術的質問

Q.起動環境に制限はありますか?

A.オペレーティングシステム: Windows 8, Windows8.1, Windows10,
  32bit
64bitのどちらでも起動します。
  必須アプリケーション:Microsoft Excel 2010, 2013, 2016, 2019
   Excel.NETプログラミングサポートを有効にしてください。Excel32bit版でのみ起動します。
  搭載メモリ:2GB以上ハードディスク空き容量:1GB以上

Q.iPADなどタブレット端末で使えますか?

A.Apple社製品上では起動しません。Microsoft Windows OSのみで起動します。詳細はソフトウェアの起動環境を確認してください。

Q.QFDFMEAなどを自作のExcelフォーマットで運用しています。これらの既存Excelのフォーマットを使うことができますか?

A.既存の自製Excelフォーマットをそのまま設計品質ツールの中で利用することはできません。但し、設計品質ツールをカスタマイズして、既存Excelフォーマットに合わせこむことはできます。ユーザがSDI Toolsに含まれるExcelテンプレートを小修正して表示を変更することができます。

Q.社内で使用する標準手順書があり、SDI Toolsを使用しながらSDI Toolsの中で参照したいのですが、可能でしょうか?

A.SDI ToolsTriptychモジュールでは、オンラインヘルプをプログラムの外に置いてあります。これらは、HTMLで記述されたもので、ユーザが自由に編集できます。社内で使用する標準手順書などを参照させたい場合は、このオンラインヘルプにページ追加することなどで、直接ソフトウェアの中から参照ができるようになります。

Q.すでにExcelの品質評価プログラムやマクロを数多く作っています。これらは使えなくなるのでしょうか?

A.原則的にユーザのExcelシートから起動できているVBAやマクロはSDI Toolsのワークシートからであっても起動できます。但し、SDI ToolsExcelのバージョンの起動環境に制限があります。Excelのオプションのセキュリティセンターの設定によっても起動できない場合があります。

Q.Excelの初期設定はどうなっていますか?

A.Excel2010の場合は、ファイルタブからオプションで、詳細設定→数式でマルチスレッド計算を行うにチェック、このコンピュータの全てのプロセッサを使用するにチェックします。
オプションのセキュリティセンター→セキュリティセンターの設定をクリックします。
以下のように設定します。

アドイン→全部のチェックボックスにチェックがないこと。
ActiveXの設定→上から3番目にチェック。「先に確認メッセージを表示してから、最低限の制限を適用して全てのコントロールを有効にする。」
 マクロの設定→上から2番目にチェック。「警告出して無効。」VBAプロジェクトオブジェクトモデルへのアクセスを信頼するとあるチェックボックス(一番下)にチェックいれる。OKボタン押して設定は完了です。

Q.CADPDMなどのシステムに組み込めますか?

A.ExcelアドインがあるCADシステムやPDMシステムでは、そのままCADPDMの一部の機能として利用することができます。


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